「前払い退職金」は現金でもらうと大損するので注意!

「前払い退職金」は現金でもらうと大損するので注意!

退職金の変化

企業の退職金制度が変わってきています。
社員の退職時に退職金を支払うのではなく、前払い退職金として退職金を毎月の給与や賞与に上乗せすることで報酬に組み込んでいる企業が増えてきているのです。

前払い退職金には2つの形があります。
前述した給与へ上乗せする形で支払うものと、確定拠出年金の掛け金として支払う方法です。それぞれのメリットとデメリットを理解しておかないと大きく損をすることになります。

前払い退職金のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

まず退職金は企業からしてみればいわゆる将来支払わなければならない債務です。社員を抱え続ける以上必ず社員の退職時には必ず退職金を支払わなければなりません。前払い退職金を導入することで企業はこの債務負担から開放されることになるといえます。

では、社員からこの前払い退職金制度を見た時、メリットはどこにあるのでしょうか。実は上乗せ報酬として受け取った場合のメリットは殆どありません。手取り額が一見増えたように見えるので勘違いしそうになりますが退職金を前倒しで受け取っているに過ぎず、そこを勘違いして使い込んでしまっては退職後の資金がなくなってしまうことでしょう。

また、給与として退職金を受け取ることになるため所得税や住民税が差し引かれ、前払いしない場合と比較して手取り額が大きく減ることになってしまいます。

一方、確定拠出年金の掛け金として受け取るとそれは60歳まで使用することはできませんが、税金が差し引かれることなく全てを運用に回すことができます。使い込んでしまった結果、老後資金がなくなってしまったということはありません。一時的な額面アップを目指すのでなければ確定拠出年金の掛け金として受け取ったほうがメリットは大きいといえます。

しかし拠出年金の掛け金として受け取る場合でも注意は必要です。口座に積み立てられた掛け金を運用する際に企業が割り引いた金利以上の利回りで運用しなければならないということです。さもなければ上と同じで前払いしない場合と比較した時に退職金が減ってしまうのです。

まずは勤務先の退職金制度を確認するところから始めましょう。
知らないうちに給与に組み込まれているかもしれませんよ。

ABOUTこの記事をかいた人

どうも!ビットコイン運営局です! 初心者に対しても分かりやすいビットコインに関する情報を提供出来るように日々頑張っています。 宜しくお願い致します!